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Grandma's Guide to the Grand Outsideって面白い?|生水で即ゲームオーバーの野外サバイバル【Steam】

Grandma's Guide to the Grand Outsideって面白い?|生水で即ゲームオーバーの野外サバイバル【Steam】

見た目はほのぼの、中身は本格サバイバル。『Grandma's Guide to the Grand Outside』デモ版を遊び、おばあちゃんの家を目指して森を歩いた記録です。水と食料と体温を管理し、焚き火を組み、星で方角を読む——癒し系のつもりで始めると脱水症状で力尽きる、その落差まで正直にレビューします。

※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

『Grandma's Guide to the Grand Outside』は、まだ日本語版のない海外のインディーゲームです。かなり意訳すると「おばあちゃんの知恵袋:キャンプ道」といったところで、この記事では英語の正式名のまま呼びます。今は無料のデモ版が配信中で、製品版は2027年に予定されています。

Grandma's Guide to the Grand Outsideの価格・日本語対応・発売日

項目 内容
タイトルGrandma's Guide to the Grand Outside(デモ版:Grandma's Guide to the Grand Outside Demo)
開発・パブリッシャーtruckbot(開発)/Hamster and Friends, LLC(パブリッシャー)
リリース日製品版:2027年予定(ストア表記「近日登場」)/デモ版:2026年8月25日配信開始
価格製品版:未定(発売後に確認)/デモ版:無料
ジャンルインディー/シミュレーション(実際の野外知識に着想を得たコージーなサバイバルアドベンチャー)
日本語対応❌ なし(英語のみ)
対応プラットフォームPC(Steam)※Windows / macOS
購入 Steam(製品版ストアページ)Steam(デモ版)

Grandma's Guide to the Grand Outsideのトレーラー

Grandma's Guide to the Grand Outside 公式トレーラー
▲公式トレーラーはSteamストアページで視聴できます(画像クリックでストアページへ)

公式トレーラーとストアのイラストから受けた第一印象は、「焚き火を囲んだり、パズルを解いたりしながら、ゆるやかな時間を過ごすゲーム」でした。説明文を読まず、映像と絵柄だけで「面白そう」と感じて手を出したのですが、実際に遊ぶと、その第一印象は半分だけ当たっていました。


Grandma's Guide to the Grand Outsideはこんな人におすすめ?

野外知識に興味がある

木の実の見分け方、焚き火の組み方、星を使った方角の探し方など、実際のアウトドアで役立つ知識がそのままゲームの仕組みになっています。遊びながら覚える感覚が味わえます。

ほのぼのした画面が好き

温かみのある手描き風の絵柄で統一されています。採取した木の実だけが実写写真で表示されるなど、独特の表現も混じっていて目を引きます。

失敗しながら覚えるのが好き

脱水症状などで力尽きても、死因が手帳に記録され、次の準備に活きます。一度の失敗を糧にして再挑戦するタイプのゲームです。

合わないかも

  • はっきりした目標やストーリーの牽引力がほしい人(デモ版は「おばあちゃんの家へ行って帰る」のくり返しが中心)
  • 全編日本語で遊びたい人(対応言語は英語のみ)
  • 「癒し系」のつもりで始めて、脱水や生水で即ゲームオーバーになる緊張感が苦手な人

Grandma's Guide to the Grand Outsideってどんなゲーム?

公式の説明によると、『Grandma's Guide to the Grand Outside』は、実際のアウトドア知識に着想を得たコージーなサバイバルアドベンチャーです。人里離れた場所に暮らすおばあちゃんから「会いに来て」という手紙が届き、主人公は森を抜けておばあちゃんの家を目指します。

やることは、食べられる植物や木の実の採取、焚き火での調理、道具のクラフト、応急手当、そして荷物の管理です。加えて、実際に使える、夜空の星から方角を読む技術も学べます。おばあちゃんの家へ行くたびに新しい道具と知識が解禁され、次はもう少し遠くまで、もう少し厳しい条件で歩けるようになる、というくり返しで進みます。

ひとことで言えば「コージー系フォールアウト」。のんびりした絵柄のなかで、水・食料・体温を管理しながらおばあちゃんの家を目指すゲームです。ただし、絵柄から受ける印象よりも、そのメーター管理はシビアでした(詳しくは後述のプレイ日記で)。

なお、製品版(本編)は2027年に発売予定で、まだ配信されていません。本記事は現在Steamで配信中の無料デモ版をプレイした記録です。デモ版時点の仕様なので、製品版で変わる可能性がある点はご了承ください。

Grandma's Guide to the Grand Outsideのゲーム画面
▲野外知識を頼りに、おばあちゃんの家を目指して森を歩くコージーなサバイバル。

デモ版プレイ日記:出発の準備から星空のエンディングまでの全記録

ここからは、実際にデモ版を遊んだ流れをまとめたプレイ日記です。プレイ時間は30分ほど。おばあちゃんの家への道のりを3回歩き、最後に星空のレッスンを受けてデモ版は幕を閉じました。

この記事の流れ

  • 出発の準備:おばあちゃんの手紙を読み、リュック・水筒・手帳を用意して家を出る
  • 1回目の道のり:歩くと喉が渇き腹が減る。実写の木の実を採り、毒キノコに遭遇
  • 2回目の道のり:寝袋・テント・ライター・火口をもらい、テント設営と焚き火の組み立てを学ぶ
  • 脱水でゲームオーバー:ほのぼのした見た目のまま、普通に力尽きる
  • 3回目の道のり:鍋を入手し、川の水を汲んで焚き火で煮沸して飲めるようにする
  • 星空のエンディング:北斗七星から北極星を探し、おばあちゃんの語りでデモ版が終わる
  • 総評:星1.5。やっていること自体は面白いが、今は「行って帰る」のくり返しでワクワクが足りない

出発の準備 ── おばあちゃんの手紙とパッキング

デモ版を起動すると、焚き火のそばで過ごす男の子の絵がタイトル画面に映ります。温かみのある絵柄で、この時点では完全に癒し系のゲームだと思っていました。

ゲームが始まっても、主人公は歩けません。操作は画面のあちこちをクリックするだけです。まず目に入るのは、おばあちゃんから届いた一通の手紙でした。クッキーを焼いたから会いに来てほしい、という用件です。そこに「知らないものは食べないで。何が毒になるか分からないから」という注意書きが添えられていました。

手紙を読むと、持ち物の準備が始まります。必要なのはリュック、満タンの水筒、そして手帳の3つ。ベッドの上のリュックをクリックすると、空の水筒が持ち物に加わります。水筒を満たすには、台所のシンクにマウスを合わせると出る虫眼鏡のマークをクリックし、アクションを選びます。これで水筒の水が「浄水済み」になり、飲める状態になりました。

手帳を開くと、自分で見分けられる植物がいくつか登録されていました。この先、鑑定できるようになったものが、ここに一覧として増えていく仕組みのようです。準備が整い、玄関のドアからおばあちゃんの家に向けて出発しました。

おばあちゃんの手紙の文面
▲おばあちゃんの手紙。「知らないものは食べないで」の一文が、この先ずっと効いてきます。

1回目の道のり ── 木の実を採りながらおばあちゃんの家へ

外に出ると、おばあちゃんの家までの地図が表示されました。今いるのは家から一番近いバス停で、まずは最初の中継地点まで歩くようです。地図上の茂みをクリックすると、ハイキングが始まります。

歩くと時間と体力(スタミナ)が減っていきます。ハイキングを続けると喉も渇くので、リュックをクリックして水筒を右クリックし、水を飲みます。ただ、一度飲むと水筒はあっという間に空になり、水の消費ペースはかなり速めです。

次は空腹が進みます。食べられる木の実がありそうなエリアに入ると、マス目状の細かいマップに切り替わりました。ここでは1マス動くたびにスタミナを使い、歩き回るだけでも喉が渇き腹が減っていきます。

このエリアで、このゲームの面白い表現に気づきました。手描きの世界の中で、木の実だけが実写写真で表示されるのです。目の前にあったのはワイルドラズベリーで、主人公が元々知っている植物だったため、鑑定なしで名前が分かりました。採取して食べると、スタミナが回復します。すでに知っているものはそのまま食べられて、知らないものは鑑定するまで口にできない、というルールです。

同じエリアには毒キノコも生えていました。見た目は真っ赤なベニテングタケそのもの。画面には猛毒だと表示され、食べるどころか触ることもできません。名前の分からない植物を調べようとすると、おばあちゃんの言いつけを思い出す一文が出て、口にできません。川もありましたが、川の水は浄水しないと飲めず、その方法はまだ習っていないため、この時点では汲めませんでした。

木の実を手に入れてエリアを出ると、次の目的地はもう「おばあちゃんの家」でした。1回目の道のりは、バス停から一区間を歩いただけで到着です。おばあちゃんからは、準備も水分補給も食料集めもよくできていたと褒められ、翌日はキャンプ道具を持たせてくれるとのこと。出されたクッキーは食べられて、紅茶は飲めませんでした。画面の隅には日数と時刻が表示されていて、時間の管理があるゲームだと分かります。クッキーを食べて、いったん家に戻りました。

実写写真で表示されるワイルドラズベリー
▲採取できる木の実だけ実写写真。手描きの世界にラズベリーの写真が浮いて見えます。
真っ赤な毒キノコ(ベニテングタケ)
▲毒キノコは見た目もベニテングタケそのもの。触るのもダメでした。

2回目の道のり ── テント設営と焚き火の組み立て

家に戻ると、おばあちゃんから2通目の手紙が届いていました。今度の話題は体温です。森で一晩を過ごすなら、テントと寝袋を用意し、暖かい焚き火も焚きなさい、と書かれています。木の実、水ときて、次は体温管理。ほのぼのした絵柄とは裏腹に、気を配る要素はサバイバルゲームのように増えていきます。

おばあちゃんが持たせてくれた段ボール箱を開けると、キャンプ道具が一式出てきます。寝袋、テント、ライター、そして火口(ひぐち)。火口には、大人が火をおこすのに使う道具だという説明が付いていて、焚き火の着火剤にあたるようです。水筒を満タンにし直して、2回目の道のりに出ました。ちなみに部屋のテレビはクリックすると故障中と表示され、使えませんでした。

ハイキングの途中で日が暮れて、キャンプの準備を促されます。1回目に入ったときとはマップの形が変わっていて、エリアの地形は入るたびに変わるようです。テントを張れる開けた場所は示されるのですが、その前に周囲の木から枝を拾い集めました。焚き火に枝が必要になるからです。

キャンプ設営の画面に入ると、焚き火を組む場所とテントを張る場所が、地面のへこみで示されます。まずテントを設営し、続いて焚き火づくりです。ここが今回いちばん手の込んでいたところでした。画面の上部には「Tinder(火口)→ Kindling(焚き付け)→ Sticks(枝)→ ライター」と手順が示され、火口を置き、細い焚き付けを置き、枝を一本ずつ積んでいき、最後にライターで火をつけます。本物のキャンプで薪を組むのと同じ順番を、一本ずつクリックで再現する作りでした。

焚き火ができると、火の明かりだけが妙に生々しく浮かび上がります。しわの寄った紙を透かしたような、他の部分と質感の合わない演出で、そこだけ浮いて見えます。

焚き火のそばで「休む」を選ぶと、主人公が腰を下ろし、下がっていた体温が回復していきます。体が温まったら、山火事を防ぐために火を消してから、テントに入って就寝しました。

焚き火を組み立てるミニゲームの画面
▲焚き火は Tinder(火口)→ Kindling(焚き付け)→ Sticks(枝)→ ライターの順に組む本格派。火の明かりだけ質感が違って浮いています。

脱水症状で、一度力尽きる

翌朝、スタミナは満タンまで回復していました。日中は体温メーターも問題ありません。寝ている間に喉と空腹は少し進みましたが、ひと晩は越えられました。地図に戻ろうとします。

ところが、地図への戻り方が分かりませんでした。自分をクリックすると「Forage(採集)」という選択肢が出るだけです。正解は、キャンプ設営の画面に入り直して「片付けて出発」を選ぶこと。テントを畳まないと次に進めない仕組みでした。

戻り方を探している間に、水筒はとうに空でした。そして脱水症状で力尽きます。画面には「冒険はここでいったん終わり。でも心配しないで、きっとコツをつかめる」と出て、ボタンは「もう一度」だけ。ひと晩を越えた直後に、いきなり最初からのやり直しです。

やり直しは、悪い夢から覚めたという体で最初の朝から再開します。手帳には新しいページが増えていて、死因が「脱水症状。体から水分が失われすぎた」と記録されていました。失敗すると、その原因が知識として手帳に残る仕組みです。前向きな一文も添えられますが、進行そのものは完全に最初からでした。

2周目は、手紙・道具の回収・給水からやり直し。同じ手順でキャンプを設営し、今度はこまめに水を飲みました。テントを畳んで地図に戻り、おばあちゃんの家に到着。ひと晩の野営をやり遂げたと認められ、次は調理用の鍋を持たせてくれることになりました。

脱水症状でゲームオーバーになった画面
▲脱水症状で冒険が終了。ほのぼのした絵柄のまま「もう一度」を突きつけられます。
手帳に死因が記録されたページ
▲手帳に死因「脱水症状」が追記されました。失敗が次の周回の知識になります。

3回目の道のり ── 鍋で川の水を煮沸して飲めるようにする

3通目の手紙は、水の話でした。長い道のりでは途中で水を確保する必要があること、澄んで見える水にも有害な菌がいることがあり、3分ほど煮沸すれば安全に飲めること。前回もらった鍋は、この煮沸のための道具でした。

水筒を満タンにして出発すると、地図の区間が5マスに増えていました。道のりが一段と長くなっています。最初のエリアでは、新しい素材「イラクサ(Stinging Nettle)」を見つけました。そのまま食べるには煮る必要があり、ひもの材料にもなるようです。

夜のエリアに入り、まず水を補給します。今回は川の水に手を出しました。1回目に「方法は後で分かる」と保留されていた作業です。川辺でボトルに水を汲むと、澄んで見えても菌がいるかもしれない「生水の入った水筒」が手に入ります。飲めるようにするには火にかけて沸かす必要があります。

キャンプを設営し、テントを張り、焚き火を組むと、今回は新しく「調理(Cook)」が選べました。鍋で湯を沸かして「煮沸した水」をつくり、鍋から水筒に詰め替えると浄水完了です。これで、川の水を飲める水に変える一連の流れ――汲む、沸かす、詰め替える――がようやくつながりました。休憩で体温を戻し、火を消して就寝します。

翌朝、テントを畳んで次のエリアへ。食べ慣れたラズベリーを口にしつつ、水辺の「ガマ(Cattail)」を採取しました。少し離れた場所には「石灰岩(Limestone)」の岩があり、この近くでは水が見つかりやすいと説明されます。水筒は満タンで、水は汲めませんでした。地図に戻り、3回目もおばあちゃんの家にたどり着くことができました。

焚き火の鍋で水を煮沸している場面
▲川で汲んだ「生水の入った水筒」を、鍋で煮沸して詰め替え。汲む・沸かす・詰め替えるの一連の流れがようやくつながりました。

エンディング ── 星空で北極星の見つけ方を教わる

暗くなるのを待つと、おばあちゃんと星空のシーンが始まります。画面いっぱいの夜空の下に、おばあちゃんと主人公がとても小さく並んで立っていました。

おばあちゃんが教えてくれるのは、北極星の見つけ方です。道に迷ったら空を見上げること、北極星さえ見つかればどこにいても北が分かること。まず、明るくて見つけやすい北斗七星(大きな逆さのスプーンの形)を探し、そこから北極星をたどります。柄杓の先端にあたる2つの星の間隔を5つ分伸ばした先が北極星――という実際の探し方そのままの手順で、指示どおりに星をなぞって北極星を見つけました。

北極星を指すと、視点がぐっと引いて夜空全体が映ります。地球が回っても、ほかの星が北極星のまわりを回って見えるだけで、北極星自体はほとんど動かない。その説明から、おばあちゃんの語りは星の話を離れていきます。画面にはこう表示されました。「大人になると、人生もあなたのまわりを回りはじめる。ぶれずにいるための『自分だけの北極星』を見つけないといけない。あなたがどんな人になるのか、見るのが楽しみ」。北極星の探し方が「自分の指針を持つ」という話につながる締めでした。

この語りの最中、夜空にはナイフやのこぎりが浮かんでいました。意図の説明はありません。ただ、デモ版の道中で手に入れた道具や、まだ使い道の分からない素材のことを思い返すと、製品版で増えるクラフトや、主人公がこれから身につけていく技術を暗示しているようにも見えます。「学ぶことはまだたくさんある」というおばあちゃんの語りとも重なる演出です。

そして「Thank you for playing」の表示。デモ版はここで終わりです。この画面からはもう動けませんでした。おばあちゃんの家への3回目の道のりと、その夜の星のレッスンまでが、デモ版で遊べる範囲でした。

星空で北斗七星から北極星をたどる場面
▲北斗七星(大きな逆さのスプーン)から北極星をたどる、実際の探し方そのままのレッスン。この直後に「Thank you for playing」でデモ版は終了します。

良かった点・気になった点

良かった点

  • 採取 → キャンプ → 浄水 → 星の観察と、知識が段階的に増えていく構成が気持ちいい。おばあちゃんの手紙で毎回ひとつずつ教わる導線も分かりやすい
  • 手描きの世界で木の実だけが実写写真、という表現が目を引く。ベニテングタケがそのままの見た目で生えているなど、細部に遊びがある
  • 脱水などで力尽きても、死因が手帳に残って次の準備に活きる。失敗が無駄にならない設計
  • 焚き火を一本ずつ組み立てさせるなど、アウトドアの手触りを丁寧に再現している

気になった点

  • UIが不親切。地図に戻るのに主人公をクリックするなど、どこをクリックするとどのアクションが出るのかが分かりにくく、迷う場面が多かった
  • のんびりした見た目と、脱水・生水・冷えで力尽きるサバイバル要素のミスマッチ感。ステータス管理は『7 Days to Die』『Fallout』『The Long Dark』のような本格サバイバルに近い
  • 「おばあちゃんの家へ行って帰る」のくり返しで、この先どこに楽しみが待っているのかが見えにくい。手に入れたガマなどの素材も、現状では使い道が分からない
  • デモ版時点では、次の一歩を踏み出したくなるワクワク感がもう少しほしい

※『The Long Dark』は、極寒の無人地帯で暖を取り、水や食料を確保しながら生き延びる、カナダのスタジオ製のサバイバルゲームです。



まとめ:星1.5、やっていることは面白いが「行って帰る」の動機付けが課題

『Grandma's Guide to the Grand Outside』のデモ版を最後まで遊んで感じたのは、やっていること自体は面白いのに、続ける動機がまだ弱いということでした。

  • 採取、キャンプ、浄水、星の観察と、知識が段階的に増えていく構成は気持ちいい
  • 一方で、今の内容は「おばあちゃんの家へ行って帰る」のくり返しで、この先どこに楽しみが待っているのかが見えにくい
  • ほのぼのした絵柄と、脱水や生水で力尽きるシビアさのミスマッチも、人を選びそう

生活シミュレーション系は、目標の動機づけが難しいジャンルです。『どうぶつの森』でも、家のローンの返済や、模様替えの評価点を集めることを自分なりの目標に据えて遊んでいる人は多いはずです。このゲームにも、歩き続けたくなる理由がもう一段ほしいと感じました。たとえば、おばあちゃんと離ればなれになってしまって、教わった知恵を頼りに探しに行く――そんな展開になれば、探索サバイバルとして一気に面白くなりそうです。

現時点でのおすすめ度は星1.5。デモ版としては十分に世界観が伝わってきますが、購入を決めるにはワクワク感がもう少しほしいところです。製品版や早期アクセスでどんなゲーム性になるのか、期待して待ちたいと思います。


今回のメモ(Tips)

焚き火は「火口 → 焚き付け → 枝 → ライターで着火」の順で組む

焚き火づくりは画面上部に手順(Tinder → Kindling → Sticks → ライター)が表示されます。火口を置き、細い焚き付け(Kindling)を置き、枝(Sticks)を一本ずつ積んでから、ライターで火をつけます。枝が足りないとキャンプ設営前に拾い集める必要があるので、エリア内では早めに枝を確保しておくと安心です。

出発前に水筒は満タン。歩くだけで喉が渇き、脱水で即ゲームオーバー

ハイキングもエリア内の移動も、進むだけでスタミナ・喉の渇き・空腹が進みます。水筒は一度飲むと空になるほど消費が速いので、出発前の給水を忘れず、道中でも水場を見つけたらこまめに補給しておきましょう。

川の水はそのまま飲めない。鍋を入手したら焚き火で煮沸する

川辺で汲んだ水は「生水の入った水筒」で、そのままでは飲めません。キャンプで焚き火を作り、「調理(Cook)」から湯を沸かして水筒に詰め替えると飲めるようになります。長い道のりでは、この浄水の手順を前提に水を計画すると安定します。

キャンプ地から地図に戻るには「片付けて出発」

朝、地図に戻ろうとして主人公をクリックすると「Forage(採集)」が出て迷いがちです。正解はキャンプ設営の画面に入り直し、「片付けて出発」を選ぶこと。テントを畳まないと次の区間に進めません。


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