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わびさび寿司ダービーって面白い?|捕まったら「即食べられる」寿司のダビスタ【Steam】

寿司職人見習いになって寿司ネタを育て、客に捕まったら即座に食べられてしまう鬼ごっこレースに挑むデモ版プレイ日記。タイミングよく繰り出すダッシュの駆け引きと、鍛えても衰えていく一風変わった育成システムの手触りをレースの流れとともに紹介する。

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わびさび寿司ダービー

わびさび寿司ダービーの価格・日本語対応・発売日

項目 内容
タイトルわびさび寿司ダービー(Wabisabi SushiDerby)
開発・パブリッシャーITAMAE STUDIO(開発)/Kodansha(パブリッシャー)
リリース日2026年7月15日リリース済み(無料デモ版も配信中)
価格¥639(2026年7月29日まで10%オフ/通常¥710)
ジャンルカジュアル / インディー / レーシング / シミュレーション
日本語対応✅ あり(インターフェース・フルオーディオ・字幕)
対応プラットフォームPC(Steam)/Nintendo Switch
購入 Steam /  Nintendo Switch

わびさび寿司ダービーのトレーラー

公式トレーラーでは、ドット絵で描かれた寿司ネタたちがコースを競り合う様子がテンポよく映し出されている。実際にデモ版で体験した「捕まったら食べられる」緊張感や、ネタごとの個性の違いは、映像からもそのまま伝わってくる雰囲気だった。


わびさび寿司ダービーはこんな人におすすめ?

寿司を鍛えて育てたい

赤身からカツオへ、ネタごとの個性を伸ばして自分だけの俊足に育てる。地道な育成が好きな人に向いている。

テンポよく遊びたい

レースは基本オート進行。見せ場はダッシュ(応援)ボタンでの駆け引きに集中していて、サクサク遊べる。

ドット絵の可愛さが好き

食べ物とは思えない表情豊かなドット絵の寿司ネタが、本気の形相でコースを駆け抜ける絵面がクセになる。

気軽にデモを試したい

数百円で買えるうえに無料デモ版も配信中。まずはデモで「捕まったら食べられる」感触を確かめられる。

合わないかも

  • じっくり複雑な育成システムを求める人(現状のステータス項目はシンプル)
  • レースそのものを自分で操作したい人(基本オート進行のため)
  • 高難度・パーマデス系のスリルを求める人(デモの難度は易しめ)

わびさび寿司ダービーってどんなゲーム?

公式の説明を借りると、寿司職人見習いとなって寿司を製作・訓練し、レースに送り出して勝利と賞金を積み重ね、より速い寿司を育てながら頂点の「S1カップ」制覇を目指す、育成×レーシングのゲームである。

実際に遊んだ体感で補足すると、握った寿司ネタにはそれぞれ加速・根性などのステータスがあり、鍛えて成長させながらレースに挑む。レースの見せ場は、客の注文に応じて箸に狙われる寿司を、ダッシュ(応援)ボタンをタイミングよく使って逃がしきれるかどうか。捕まると寿司はその場で食べられてしまうという、鬼ごっこのような緊張感のあるレースゲームだった。

ひと言で表すなら、「常に成長も劣化もし続ける寿司のダビスタ」。現時点(2026年7月18日)では製品版・無料デモ版がともに配信中で、この記事はデモ版の体験をもとにしている。

わびさび寿司ダービーのレース画面
▲寿司のネタたちが本気でしのぎを削るレースが繰り広げられる
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デモ版プレイ日記:新米大将、寿司を育ててレースに挑む

ここからは、実際にデモ版を遊んだ流れをまとめたプレイ日記です。

宇宙人に寿司がさらわれるオープニングのイラスト
▲まさかの宇宙人襲来。イラストだけで雰囲気を伝えるオープニング

この記事の流れ

  • 新しい寿司を握るところからスタート:ネタごとに加速・根性などステータスが違う
  • チュートリアルレース:「捕まったら食べられる」仕組みを体験
  • ネタ帳で育成:赤身からカツオへ、鍛えるほどステータスが変化
  • 秋の訪れ:鉄火巻きが解放、旬のネタはステータスが上がる仕組みも判明
  • 駆け引きのレース:妨害スキルとダッシュのタイミングが肝心
  • 最終レース:渋谷スクランブルタワーランチを1位で駆け抜けてデモ終了
  • 遊び終えて気づいたこと:常に劣化し続けるダビスタ的育成の独自性

オープニング:宇宙人にさらわれた寿司と、寿司大将への道

寿司ネタを新しく握る画面からスタート。「新しく握る」という言葉のセンスに早速好感触。難易度選択には最高難易度の「カタストロフ」なんて物騒な名前も見えたが、まずは無難に「普通」を選んで様子見することに。

物語は、宇宙人(UFO)が寿司をさらっていくという突飛な導入。イラストだけで雰囲気を伝える演出で、寿司が世界的に流行りきった世界観らしいことが伝わってくる。店の主人らしき人物「シガラキ」が登場し、「おいらの名前はシガラキだ。あんたの名前は?」と話しかけてくる。寿司は「宇宙で一番人気の食べ物」とのことで、「大将」と名乗るにはまず寿司レースで勝ち名乗りを上げる必要があるらしい。ここから実際に寿司を握っていくことになる。

シガラキと名乗るキャラクターとの会話シーン
▲「おいらの名前はシガラキだ」。寿司大将への道はここから始まる

最初の寿司「赤身」を握って、初レースへ

最初のネタには「赤身」(マグロ)を選択。ネタごとにステータス傾向が違うようで、ドット絵で描かれた寿司ネタの表情がすでにいい味を出している。「賞味期限」というステータスがあることにも驚きつつ、「加速」「根性」あたりのステータスと、ランダムで付与される個性カード(タケニギリ・ナミ・アキハユウグレ・ベラボウメイなど)から2〜3個を選んで最初の一貫が完成した。

チュートリアルレースへ。店の名前は「おけまる水産」で、賞金は15ゴールド。「割とガチのダビスタみたいな感じなのかな」という感触を早くも得つつレースへ。

レースの仕組みはこうだ。客から寿司の注文が入ると、注文エリアで箸に狙われる。捕まると寿司は食べられてしまい、賞金は手に入らない。逃げるには応援(ダッシュ)ボタンをタイミングよく使うのみ。1回目の注文は無事に逃げ切れたが、2回目の「赤身」の注文では捕まってしまい、寿司を食べられてしまった。ただし食べられても売上自体は入るらしく、「損はしないのね」とひと安心。レース後に見られる「お客様の声」も、ほっこりする演出だった。

寿司を握る画面。ネタごとのステータス表示
▲ネタごとにステータス傾向が違う。まずは赤身からスタート
注文エリアで箸に狙われる寿司を応援ボタンで逃がすシーン
▲捕まったら食べられる。応援ボタンで逃げ切れ

ネタ帳で育成、赤身からカツオへ

レース後に解放される「ネタ帳」では、赤身の進化ツリーから育成先を選べるようになっていた。エビは瞬発力が高く、卵は成長力が高いと個性が分かれるなか、選んだのはやはりマグロ系(カツオ方向)。名前を考えるのは面倒だったため命名は省略し、さっそく「鍛える」を実行。根性と瞬発力のどちらを優先するか迷いつつ瞬発力を選ぶと、最高速度のステータスが上がった(このあたりの因果関係は本人も「どういうことだ?」と首をかしげていた)。

2回目のレースから、レース中の操作は基本的にオートで進行し、プレイヤーがやることは特にないとのこと。妨害スキルとみられる「ねばねばレベル1」という表示も見られた。客の注文は「サーモン」「卵」「赤身」と続き、それぞれのタイミングでダッシュを使って逃げ切り、結果は2着。

ここで「鮮度」というステータスも日数の経過とともに下がっていくことが判明した。このゲームには春〜冬まで、各季節4日目までの日数の概念があり、1日は「鍛える→レースに出走」で終わる。日数が進むごとにステータスは下がっていくため、維持するにはまた鍛え直す必要があるようだった。

ネタ帳で赤身の進化ツリーから育成先を選ぶ画面
▲赤身の進化ツリーから育成先を選択。エビは瞬発力、卵は成長力が高い
2回目のレース結果、2着でゴールした画面
▲2着でゴール。鮮度ステータスも日数経過で下がっていく

季節が秋に。鉄火巻き解放と「旬」の仕組み

季節が秋に切り替わると、ステータスが目に見えて減っていく。ちょうどこのタイミングで新しい寿司ネタが解放され、「鉄火巻き」と「カツオ」が選べるようになった。ここは鉄火巻きの方向へ進むことに決定。ネタ帳を眺めていると、「旬のネタは季節を通してステータスが上がる」という仕組みがあることも分かった。ショップには「大特価、売り切れ」という表示もあり、いらなくなったネタを売ることはできないか気になったものの、そうした機能は見当たらなかった。

秋シーズンに鉄火巻きが解放されたネタ帳画面
▲秋の訪れとともに鉄火巻きが解放。旬のネタはステータスが上がる

鉄火巻きで挑む、駆け引きのレース

レースに必要なステータスは加速・根性・最高速度あたりで足りるだろうと判断しつつ、「ジャンプ」というステータス項目については「ジャンプってなんやねん?」と最後まで用途がよく分からないままだった。

レースが始まると、隣を走る2体の寿司が並走する場面があり、思わずこんな感想がこぼれた。

なんか2人で走ってて可愛いな、これすごく。頑張れー。

「ここが危険ゾーンだぞ」というタイミングでダッシュを使うと、そのまま一気に加速した。「鉄火巻きは強い」「めちゃくちゃ速く振り切れる」と、ネタごとの性能差を実感する場面だった。もう一度鉄火巻きで挑んだレースでは「これ意外と難しいぞ」と苦戦もしつつ、注文が2件同時に来る場面や、「タコ、後ろはタコ焼きだしね」という寿司の行列に思わず笑う一幕もあった。ダッシュを連発してゴールしたものの、レース後には順位が大きく下がってしまう場面もあった。

2体の寿司が並走するレースシーン
▲2人で走ってて可愛いな、と思わずこぼれた並走シーン
鉄火巻きで挑むレースの様子
▲鉄火巻きは加速が高くて使いやすい。ただしレースそのものは苦戦気味

最終レース「渋谷スクランブルタワーランチ」、まさかのデモ終了

根性を上げたいという理由で「バドミントン」という育成メニューを選び、最後のレースへ。コース名は「渋谷スクランブルタワーランチ」。ここでも注文の寿司が箸に狙われるが、ぎりぎりで間に合った。

あーーーー!間に合った。次の注文が確定するまでは、なかなかやりづらいところがある。

後方背景には「サイバー忍者」と「マグロ」らしき怪獣が戦っており、プレイヤーを楽しませるネタの作り込みの丁寧さを感じた。コースがまっすぐだったこともあり、最高速度と加速の高さでそのまま押し切ってゴール。プレイヤー自身のランクを示す「竹ランク」が上がる表示のあと(上がるとさまざまな要素が解放されるとのこと)、「体験版ここまで?」と、まさかのデモ終了を迎えることになった。「短すぎるよー」とこぼれるほど、あっという間の幕切れだった。

最終レースでゴールする瞬間の画面
▲最高速度と加速の高さで押し切ってゴール。ここがデモ版の終着点

プレイして感じたこと:ダビスタとの違い、38種の寿司ネタ

デモ版は短かったものの、「でもめちゃくちゃ面白いな」という感触は率直な感想。製品版には38種類の寿司ネタと、より高ランクの寿司が用意されているとのこと。ちなみにデモ終了後に見えた販売価格は「630円のところが575円」という表示で、バンドル価格なのか表示のバグなのか判断がつかなかったとのことだった(このデモ体験時点の話であり、本記事上部の価格表は現在のSteam公式ストアの表示に基づく)。

いちばん面白いと感じたのは、劣化しかしないという育成の仕組みだった。ダビスタのような育成ゲームは基本的に成長曲線があり、若いうちに成長して適齢期を超えると劣化していくパターンが多い。しかしこのゲームの寿司は、常に成長と劣化を同時に続けているのだ。

尖った性能は最初に持っているものしか残せない設計のため、基本的にはどこかのステータスやスキルを尖らせて育てるのが妥当な戦略になりそうとのこと(将来的なアップデートで複合ステータス強化などが実装されれば話は変わってくるかもしれない、という留保つき)。寿司ネタの種類が豊富な点も好印象で、レースがどういう計算で進行しているのか気になる、という声もあった。

最初はガチャ要素の強いマリオカートのようなゲームを想像していたが、実際に遊んでみると育成シミュレーションの側面が強かったとのこと。ダッシュの使いどころや妨害スキルとの組み合わせはマリオカート経験者ならピンとくる駆け引きで、結局のところダッシュ連打がいちばん強い、というのが率直な結論だった。クリアだけを目指すなら、その戦略に懸けるのもアリではないか、とのことである。


良かった点・気になった点

良かった点

  • ドット絵で描かれた寿司ネタの表情・動きが可愛く、効果音も気持ちいい
  • 「捕まったら食べられる」という鬼ごっこ的な緊張感が地味に効いている
  • ネタごとにステータス傾向が違い、育成の方向性を選べる
  • チュートリアルだけでもテンポよく物語が進む

気になった点

  • デモ版のボリュームがかなり短い(チュートリアル+数レースで終了)
  • レース自体は基本オート進行のため、プレイヤーの介入はタイミングよくダッシュを使うことが中心
  • 「ジャンプ」など効果が分かりにくいステータス項目がある(デモ版時点)
  • 複合的なステータス強化などの深さは今後の実装次第

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まとめ:常に劣化し続ける、寿司版ダビスタ

『わびさび寿司ダービー』はデモ版時点で、寿司ネタを育てて鬼ごっこレースに挑む、ダビスタとレースゲームを掛け合わせたような一本だった。

  • 寿司ネタは常に成長と劣化を同時に続ける、珍しい育成カーブ
  • レースは基本オートで進行し、プレイヤーの操作はダッシュ(応援)ボタンが中心
  • 40種類以上あるという寿司ネタの個性の豊富さ

育成の奥深さをじっくり味わうというより、まずはタイミングよくダッシュを使うだけで気軽に楽しめる作り、というのが率直な印象だった。デモ版はかなり短いので、気になった人はまず自分で触って「捕まったら食べられる」緊張感を確かめてみてほしい。


今回のメモ(Tips)

捕まりそうになったらタイミングよくダッシュ

注文が入ると箸に狙われる。応援(ダッシュ)ボタンをタイミングよく使って逃げ切ろう。捕まっても売上自体は入るので、焦りすぎなくても大丈夫。

まずは加速・最高速度・根性を優先

「ジャンプ」など効果が分かりにくいステータスもあるが、レースの基本はこの3つを鍛えておけば安定する(筆者の体感)。

ネタには「旬」がある

季節ごとに旬の寿司ネタはステータスが上がる。育成の方向性は季節も意識して選ぶとよさそう。

鍛えても劣化していく

このゲームの寿司は常に成長と劣化が同時に進む。じっくり複合強化するより、早めに方向性を絞るのが良さそう。

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